離婚と養育費|養育費の決め方と記載方法

例えば、離婚協議書作成時に、養育費の将来の増額予定額を「月額○万円」などと具体的に決めてしまいますと、かえって損をしてしまう場合もございます。

 

後になってから「こうしとけば良かった」と思うのでは悲しすぎます。

 

 

では、他に方法はないのでしょうか?

 

実は、合意内容以外は「その都度相談して決める」という合意も可能です。

 

この方法の場合、お互いの関係が相談し合える程の良好な関係であれば良いのですが、そのような方々ばかりではございません。

 

良好な関係であれば、そもそも離婚しなかったというケースも多いでしょうから、このような合意も慎重に考える必要がございます。

 

仮に、現在は良好でも、どちらかが再婚すれば状況が変わることも予想されます。

 

また、再婚しなくとも、多くの場合、婚姻中とは異なる環境で生活を送るわけですから、その関係性が将来も良好であるとは限りません。

 

結局のところ、対処法がないようにも思えてしまいますが、このようなケースでは、記載内容を工夫することで対処できる場合がございます。

 

一般的な書式・ひな形には無いでしょうから(私が見た事がないだけかもしれませんが)、ご自身で考えるとなると、難しい部分も出てくると思います。

 

ただ、どのような約束(合意)ができて、どんな意味なのか?注意した方が良いのはどんなときか?など、お役立ていただけると幸いです。

 

個別の事情により、記載方法や注意すべき点はそれぞれ異なりますので、あくまでも参考程度にお考え下さい。

 

個別の事案につきましては専門家にご相談下さい。

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