先ほどテレビを見ておりましたら、「公正証遺言書」なるものが紹介されておりました。
遺言公正証書ですとか、公正証書遺言という表現は良く使われますが、公正証遺言書という言い方は初めて聞きました。
単なる言い間違いだと思いますし、このことによる実害は大きくないとは思います。
ですが、誤った情報や偏った情報が影響力の大きな媒体から発信されることは少なくありません。
まことしやかに伝えられる情報の中から真実の情報を取捨選択するというのは並大抵のことではございません。
と言いますのは、その道の専門家と呼ばれる方であっても、情報を鵜呑みにして初歩的な誤りにすら気付かないということもあるのです。
情報過多のこの時代、おかしな常識や噂が多くの方にとって不幸な結果を招いております。
皆さんがどのようなことで悩み苦しんでいるかは分りませんが、できれば複数のその道の専門家にご相談されることをお勧め致します。
もちろん、その専門家が本当のことを知っているとは限りません。
ですが、このことを御承知の上でご相談されるのでしたら、多くの場合、決断するのはそれからでも遅くはないと思うのです。
誤った情報に翻弄される方があまりにも多いと常々感じておりましたので、今日は久々に語ってしまいました。
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